腹部のフィジカルアセスメント
講座概要
「腹痛」や「嘔吐」など腹部症状を訴えて病院の救急外来などにやってくる患者さんは多い。腹部には消化器、泌尿器、生殖器など様々な臓器が存在し、緊急度・重症度ともに高く即座の介入が必要な疾患もあればそうでない疾患もある。
今回は病態整理から重要な疾患の鑑別、フジカルアセスメントのポイント、CT・レントゲンなどの画像所見の基本について解説し、そのアセスメントをもとに救急看護師に最も必要な看護である「予測」、「(処置の)介助」・「(救急外来や病棟内での)継続観察」・「(他部門との)調整に生かす看護介入を解説。
- 講師
- 後小路 隆
- 動画時間
- 約1時間15分
講師
講師:後小路 隆
社会医療法人陽明会小波瀬病院
救急看護認定看護師 / 診療看護師
2000年に看護師免許取得後、社会医療法人池友会小文字病院に勤務、その後2006年に独立行政法人労働者健康安全機構九州労災病院に勤務し2009年に日本看護協会 救急看護認定看護師を取得。
2016年に藤田保健衛生大学(現 藤田医科大学)大学院保健学研究科周術期・急性期分野を卒業し特定行為に係る看護師の研修制度を修了(21分野38項目)、 日本NP学会 診療看護師を取得。
現在は、ERを中心に現場での活動を行いながら、特定行為研修(外科術後パッケージ・在宅・慢性期パッケージ)の指導や院内救命士の指導を担当している。
【略歴】
【執筆】
【学術集会発表】
第1回腹部のフィジカルアセスメント
・腹部に関わる諸臓器の解剖生理 ・腹部のフィジカルアセスメントの特徴と実際 ・特徴的なフィジカルイグザミネーションについて
Chapter
- 学習目標
- 腹部の構造と機能
- 腹部の区分別と呼び方について
- 腹部のフィジカルアセスメントのポイント
- 問診
- 腹部のフィジカルアセスメント〈視診〉
- 腹部のフィジカルアセスメント〈聴診〉
- 腹部のフィジカルアセスメント〈触診〉
第2回腹部疾患の症候学と看護のポイントについて
・腹部症状の疫学 ・重篤な腹部疾患について ・画像所見(CT/レントゲン)の読影について ・腹部疾患の看護のポイントについて
Chapter
- 腹部診療
- 腹痛の種類
- 腹痛の極意
- Severe abdominal pain