臨床推論に活かすフィジカルアセスメント~胸痛~
講座概要
CCUや救急外来、一般病棟で勤務しているとき、目の前の患者さんが、胸が痛いと訴えたとき、どのような疾患を思い浮かべるでしょうか。
真っ先に思い浮かぶ疾患は「心筋梗塞」でしょうか?はたまた「肺塞栓」でしょうかその他にも「胸痛」を訴える疾患はたくさんありますが、それらの疾患との違いはどのような情報を基に判断できるでしょうか?さらにどのような症状や徴候を意図的に情報収集を行うでしょうか?
ここでは、~胸痛~を題材に、一歩進んだフィジカルアセスメント、臨床推論を行うための基礎と事例を用いて学んでいきましょう。
- 講師
- 辻本雄大
- 動画時間
- 約1時間20分
- 単品販売価格
- 3,000円
講師
講師:辻本雄大
急性・重症患者看護専門看護師
2005年 国立三重大学医学部看護学科卒業。小児科急性期病棟、心臓外科病棟、ICUを経て、大阪府立大学大学院看護学研究科博士前期課程専門看護師コースに進学。
卒業後、奈良県立医科大学附属病院ICUに就職し、専門看護師を取得。その後、特定行為研修を修了後、特定行為研修や特定行為研修を修了した看護師の活動の仕組みづくりに従事している。
第1回臨床推論とフィジカルアセスメントとは
臨床推論とフィジカルアセスメントの用語の整理と内容、循環器系のフィジカルイグザミネーション(視診、聴診、触診)
Chapter
- はじめに
- 情報収集
- 胸痛について
- 聴診:心音
第2回胸痛を生じる病態の理解
胸痛を生じる見逃してはいけない代表的案疾患のフィジカルアセスメントと鑑別のための観察項目、対応について整理する。
Chapter
- 急性冠症候群(ACS):狭心症・心筋梗塞
- 大動脈解離
- 肺塞栓
- 気胸
第3回事例
事例を用いて、胸痛における臨床推論を体験する
Chapter
- ABCD評価
- OPQRST
- 系統的な問診
- 意図的な身体所見