ムズカシイことはヌキ!
輸液療法の基本

ムズカシイことはヌキ! 輸液療法の基本

講座概要

輸液療法は、多くの患者さんに行われる一般的な治療ですが、種類や使用方法も多岐にわたります。直接輸液を管理する看護師は輸液療法に関する知識を学ぶ必要がありますが、輸液に関するテキストには様々な単位や計算などがたくさん載っていて苦手な方も多いかと思います。
そこで今回は、そういった難しい話はなるべく省いて実際の臨床で必要な知識だけを抑えた内容で講義させていただきます。輸液療法に携わるすべての看護師におすすめの内容です。

講師
満田 幸士
動画時間
約2時間33分
単品販売価格
3000円
 
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講師

講師:満田 幸士

講師:満田 幸士

集中ケア認定看護師
呼吸療法認定士

2009年看護師資格を取得し、循環器病棟で勤務。2013年より集中治療室で勤務開始となり、2019年集中ケア認定看護師資格取得。2022年看護師特定行為研修受講。集中治療室では循環管理や重症患者の早期リハビリテーションに力を入れており、院内ではRRT、RSTメンバーとして組織横断的活動も行っている。
また、部署内スタッフや院内の新人看護師を対象とした研修、看護学生への講義を担当するなど看護師教育にも積極的に取り組んでいる。 その他、3学会合同呼吸療法認定士、日本DMAT隊員、ICLS認定インストラクター資格所持。

第1回人体の水分・電解質バランス

人体の水分・電解質バランス

第一回のテーマは『人体の水分・電解質バランス』です、人体の水分に関することなど、輸液を知る上で必要な知識を学ぶ回となっています。

Chapter

  1. 人体の水分量
  2. 体内の水分の分布
  3. 電解質とは
  4. 体液の組成
  5. 浸透圧とは
  6. 半透膜とは
  7. 張度とは
  8. 正常な水分出納
  9. 不感蒸泄
  10. 水分の出入り

第2回輸液の種類 その1 等張液

輸液の種類 その1 等張液

第二回のテーマは『輸液の種類その1 等張液』です、本格的に輸液についてのお話しに入っていきます。今回はよく臨床で使われるであろう、等張液についてです。

Chapter

  1. 輸液の目的
  2. 輸液製剤の種類
  3. 細胞外液補充液 
  4. 生理食塩液
  5. リンゲル液
  6. リンゲル液の種類 
  7. 5%ブドウ糖液
  8. 細胞外液補充液と自由水の使い分け

第3回輸液の種類 その2 低張液 

輸液の種類 その2 低張液

第三回のテーマは『輸液の種類その2 低張液』です、低張液もたくさん種類がありますが、今回はその中でも重要なものに絞ってお話しをさせていただきます。

Chapter

  1. 輸液製剤の種類その2
  2. 低張液は低張?
  3. なぜ1号~4号液という名前なの?
  4. 1号液(開始液)
  5. 2号液(脱水補給液)
  6. 3号液(維持液)
  7. 4号液(術後回復液)
  8. 1号液を1L投与すると… 
  9. 電解質輸液の投与量

第4回輸液の種類 その3 膠質液

輸液の種類 その3 膠質液

第四回のテーマは『輸液の種類その3 膠質液』です、聞きなれない言葉かもしれませんが、内容を聞いていけば理解できると思われます。

Chapter

  1. 膠質液とは 
  2. 膠質液投与時の体液分布 
  3. 膠質浸透圧とは
  4. アルブミン製剤
  5. 人工膠質液
  6. 膠質液投与時の注意点

第5回症例別輸液療法の考え方 ~過大侵襲を受けた患者のケース~

症例別輸液療法の考え方 ~過大侵襲を受けた患者のケース~

第五回のテーマは『症例別輸液療法の考え方 ~過大侵襲を受けた患者のケース~』です、これまでの内容を踏まえて実際の症例で輸液療法を考えていけば良いのか見ていきます

Chapter

  1. 侵襲とは
  2. 組織損傷
  3. 侵襲の程度 
  4. 侵襲による血管の変化
  5. 侵襲時の水分バランスの変化
  6. 侵襲に伴う生体反応の変化
  7. 侵襲を受けた患者の事例

第6回症例別輸液療法の考え方 ~出血患者のケース~ 

症例別輸液療法の考え方 ~出血患者のケース~

第6回目のテーマは『症例別輸液療法の考え方~出血患者のケース』です。前回と被るところもありますが、侵襲の中でも特に循環への影響が大きい出血について考えていきたいと思います。

Chapter

  1. 心拍出量の規定因子
  2. ショックインデックスと重症度分類
  3. 出血時の水分バランスの変化
  4. 出血時の輸液の選択
  5. 侵襲を受けた患者の事例

第7回症例別輸液療法の考え方 ~嘔吐・下痢患者のケース~

症例別輸液療法の考え方 ~嘔吐・下痢患者のケース~

第7回目のテーマは『症例別輸液療法の考え方~嘔吐・下痢患者のケース』です。嘔吐・下痢とは言っていますが、これは脱水と考えてください。脱水というのは実は複雑な病態なので一緒に考えていきましょう。

Chapter

  1. 脱水
  2. 細胞内脱水
  3. 嘔吐・下痢
  4. 嘔吐・下痢患者の事例

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