循環のしくみとつなげて考える ショックのはなし
講座概要
ショックは、様々な疾患から進行するおそれがあり、生命の危機的状況に陥る危険な病態です。そのため、早期にショックの徴候を捉えできるだけ早く介入する必要があります。ショックの病態を理解し、早期介入を行うためには、身体の循環のしくみを理解することが重要となります。
今回は、循環の構成要素について詳しく知り、ショックの徴候とその原因を理解しやすいようお話します。そして、講義の最後には今回のお話を事例で振り返ることができるようになっています。
ショック患者の管理を行う集中治療系の医療者はもちろん、一般病棟や外来など、ショックに陥る前の状態にある患者を担当する医療者にもオススメの内容です。
- 講師
- 満田 幸士
- 動画時間
- 約1時間12分
- 単品販売価格
- 3,000円
講師
講師:満田 幸士
集中ケア認定看護師
呼吸療法認定士
2009年看護師資格を取得し、循環器病棟で勤務。2013年より集中治療室で勤務開始となり、2019年集中ケア認定看護師資格取得。2022年看護師特定行為研修受講。集中治療室では循環管理や重症患者の早期リハビリテーションに力を入れており、院内ではRRT、RSTメンバーとして組織横断的活動も行っている。
また、部署内スタッフや院内の新人看護師を対象とした研修、看護学生への講義を担当するなど看護師教育にも積極的に取り組んでいる。 その他、3学会合同呼吸療法認定士、日本DMAT隊員、ICLS認定インストラクター資格所持。
第1回循環のしくみ
ショックの病態を理解し、早期介入を行うためには、身体の循環のしくみを理解することが重要となります。
Chapter
- 循環を維持する目的
- ワッサーマンの歯車
- 酸素需給バランス
- 血液の循環
- 循心拍出量の構成要素
第2回ショックとは何か。ショックの徴候
ショックは、様々な疾患から進行するおそれがあり、生命の危機的状況に陥る危険な病態です。そのため、早期にショックの徴候を捉えできるだけ早く介入する必要があります。
Chapter
- ショックとは
- ショックの徴候
- 蒼白
- 虚脱
- 意識
- GCS
- 冷汗
- 脈拍触知不可
- 呼吸不全
- 呼吸数増加の原因
- 呼吸数の観察
- 毛細血管再充満時間
第3回ショックの原因と対応
ショックという言葉を普段よく聞くと思いますが、ショックの種類によって対応が変わってきます。ショック患者の管理を行う集中治療系の医療者はもちろん、一般病棟や外来など、ショックに陥る前の状態にあう患者を担当する医療者にもオススメの内容です。
Chapter
- 心原性ショック
- 循環血液量減少性ショック
- 血液分布異常性ショック
- 心外閉塞・拘束性ショック
第4回事例・まとめ
第1回~第3回の内容のまとめを実際の事例を交えながら振り返ります。